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    ゴブ・スマックド(インパクトある予言:DVD+デック+日説付き)のレビュー一覧

    ゴブ・スマックド(インパクトある予言:DVD+デック+日説付き)

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    ゴブ・スマックド(インパクトある予言:DVD+デック+日説付き)

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    • 橋本英司さん

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      5

      2016/01/10 21:33

      『【ゴブ・スマックド】のインパクトについて』 何度も演じたことがある、大好きなマジックです。テクニック不要です。とても反応(客ウケ)の良いものです。 このマジックが何故インパクトが強いのかについて、数日考えたことがあります。現象としては『選ばれたカードの予言』です。似たような現象は数知れずあります。 しかし【ゴブ・スマックド】が他のよくあるカード予言と違う点は、『観客自身が予言成立を示すカードを持っている』という意表を突くラストです。ここに強いインパクトを感じさせる理由があると考えています。『冒頭に出しておいた裏色の違うカードとの一致現象』とは決定的に異なるサプライズ。ゴブ・スマックドのオチはどんな観客でも読めません。序盤からオチが容易に想像出来る奇術は、それがとてつもなく不思議であっても面白みは薄いと考えています。ここは好き好きがあることでしょう。(とことん、不思議であればそれはそれで素晴らしい手品ですので。例えラストがわかっていても。不思議の度合いに重点を置くか、演出に重点を置くか、です。) ゴブ・スマックドから学んだ演出を【デビリッシュ・デック(Gデック+DVD)】に応用したことがあります。(【マスターマインド】を使っても可。)以下、その手順です。 赤裏デビリッシュ・デックを演者が持ち、別途、青裏バイスクルデックをケースに入ったまま観客にあずけておきます。 デビリッシュ・デックで選ばれたカードを、「今あなたが持っている青裏トランプの中から探し出してください。」と言い、デビリッシュ・デックは(演者のポケットなどに)片付けてしまいます。(A) 観客は表向きでカードを探します。探し出したらそのカードを裏返してもらいます。裏模様には油性ペンで『YOUR CARD.』と書かれています。 デックスイッチも容易で、トリックデック使用の証拠隠滅が出来るだけではなく、レギュラーデック使用による別演目に繋げて行うことが可能です。青裏は1枚、『YOUR CARD.』と書かれています。したがって、51枚しかない青裏デックは奇術を演じるのに使いにくく、赤裏レギュラーを使うことが自然な流れになり、ポケットスイッチがしやすい空気になるものです。2デック手順の妙により、主役となるデックは今どちらなのかを明確にすることでこれらは達せられます。 これをもっと強烈にした演出が下記手順です。フィル・プラス・デックに似ていますが、こちらは観客自身のネームが使われますので現象として異なるラストです。 (A)まで手順を進めます。観客が探し出したカードを裏返すとそこには『○○さん(観客の名前)が選んだカード』と書かれていて、他の青裏カード51枚には観客以外の名前で『○○さんが選んだカード』と書かれています。(今このマジックを観た観客の名前が仮に『鈴木さん』であれば、鈴木氏が持っているカードの裏には『鈴木さんが選んだカード』、その他のカードには『渡辺さんが選んだカード』、『斉藤さんが選んだカード』、『松村さんが選んだカード』のように51枚バラバラな名前が書かれている。) 勿論、事前に誰に見せるか、その人の名前を演者が知っていることが条件になりますが、この演出をやられると多くの方が「この演者は、以前に他の人が選んだカードの予言にも成功していたのだろうか。」と思い、大変不思議がります。また、1枚もダブっていないバラバラのネームを観て、この現象が1/52の確率であることを改めて強調できるようです。 カードには日付を書き入れて、プレゼントするようにしています。とても喜ばれ、今日という日と演者を一生忘れられません。 別の日に、別の人にこれを演じる場合は、その方の名前が書かれた予言カードを1枚足して、他の51枚に同姓の名が書かれていないか(ダブっていないか)をチェックする必要があります。また、デビリッシュ・デックやマスターマインド等のトリックデックは通常1組で1種類のカードしか予言できませんので、これを1回演じるごとに同じカードが青裏バイスクルから1枚は減ることになります(観客が同姓でない限り。)。レギュラーデック使用で、テクニックで確実に特定の1枚を自然な動作でフォース出来るなら、その限りではありません。 【ゴブ・スマックド】はインパクト大で技術不要の奇術として評価し、星5つです。トリックデック使用による予言ではマスターマインドが最強と捉えていましたが、それと同等の気軽さ、不思議さを兼ね備えている名作です。余談ですが、私はマスターマインドが好きでありながら、マスターマインドに劣らない優れた予言マジックを探し、考え、自作にトライし続けている道中にいます。フォース法とマルチプルアウト法と話術と演出(予言の示し方)の組み合わせによって。とてもかないそうにありませんが(笑)。
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