Z型ジッパー付きミニヒンバーウォレットのレビュー一覧
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Nicky_Nさん
評価1評価2評価3評価4評価55
2020/04/08 12:44
カードに対する余裕があり、丁度良いサイズ感です。 WOWのすり替え用にも使えます。 造りもしっかりしていて、気に入りました。 -
橋本英司さん
評価1評価2評価3評価4評価54
2017/06/18 15:03
(1) ESPテストデック・ベーシックスタックを使い、フリーチョイスで選ばれるカードを予言します。 ・準備 ESPオリジンズの5種シンボルをそれぞれ1枚ずつ、5枚。 「赤」と書いた名刺1枚。 これらを封筒に入れ、封筒裏に「青」と書いて、Z型ジッパー付きミニヒンバーウォレットA面に入れます。 ESPオリジンズのブランクカード4枚を用意。 この4枚を封筒に入れ、封筒裏に「青」と書いて、Z型ジッパー付きミニヒンバーウォレットB面に入れます。 ・手順 ESPテストデックから1枚を取ってもらいます。カードは観客だけが覚え、ポケットやケースなどに入れます。取られた前後の2枚を見せて「1枚ズレていたら結果は違っていました」と説明し、演者と観客の両者でこの事実を確認します。 この時点で観客のカードは判明しました。判明はしましたがその事実を観客は知りません。 シンボルの色により3パターンの進行の仕方があります。3つは似ていますので覚えることは多くありません。 黒いシンボルの場合 ウォレットA面を開け、封筒から(複数枚入っているとバレてもいいので気にすることなく)該当するカード1枚を出します。封筒はウォレットA面に戻します。 「複数枚のカードが入っている封筒から同型シンボルをノーヒントで抜き出したことで、あなたのカードを当てたと思っていますよね。それはそれで不思議でしょうが、少々違うのです。これは今当てたわけではなく、事前に予想した1枚なんです。何故なら・・・」 ヒンバーウォレットB面を開け、封筒からブランクカード4枚を出して見せて、予言が唯一の1枚であったことを証明します。確率1/15です。 (色については黒ですので「色もあっていましたね」程度に軽く流し、不思議に思う感覚は相手に委ねるようにします。演者自らことさらに奇跡を強調しないほうがいいと思います。ウォレットをしまい、ESPテストデックを表向きで見せながら次の演技について話していれば、勝手に観客は先程の予言的中確率に驚愕してくれます。) 赤いシンボルの場合 ウォレットA面を開け、封筒から名刺1枚と、該当するシンボルのカード1枚を裏向きで抜き出します。封筒はウォレットA面に戻します。 名刺をオープンして色が当たったことを示します。 次にカードをオープンしてシンボルをも当てたことを示します。 「複数枚のカードや名刺が入っている封筒から適したものをノーヒントで抜き出したことで、あなたのカードを当てたと思っていますよね。しかしこれは今当てたわけではなく、事前に予想した1枚なんです。何故なら・・・」 ヒンバーウォレットB面を開け、封筒からブランクカード4枚を出して見せ、封筒内に名刺が入っていない空であることを見せて、予言が唯一であったことを証明します。 (2へ) -
橋本英司さん
評価1評価2評価3評価4評価54
2017/06/18 14:59
(2) 青いシンボルの場合 「まずシンボルの色ですが・・・多分予想通りだと思います」と言ってウォレットA面を開け、封筒裏を見せます。これで色の予知は充分です。 「次に形ですが」と言いながら適したシンボルのカードを封筒から抜き出します。シンボルを当てたことになります。 「色は確率1/3ですからたいしたことではないです。それはともかくとして、複数枚のカードが入っている封筒から同型のカードをノーヒントで抜き出したことで、あなたのカードを当てたと思っていますよね。しかしこれは今当てたわけではなく、事前に予想した1枚なんです。何故なら・・・」 ヒンバーウォレットB面を開け、封筒からブランクカード4枚を出して見せて、予言が唯一であったことを証明します。用具を検めるように1つ1つを手にし、何気なく封筒裏の青と描かれた面を見せることでスイッチに気づかれません。 当然のことですが、赤と黒の場合は封筒裏を見せてはなりません。 余所でもお話したことですが、「カードはなんでしたか?」と訊かずに予言成立させたほうが不思議の度合いがアップします。騙されることを嫌い、奇術を誤解しているカタブツの日本人はえてして攻撃的でマジシャンを上から目線で見てきます。『奇術とは答え合わせ(種明かし)のないクイズのようなものであり、理不尽で卑怯である』と勘違いしていて、スキあらばタネを見破ってやろうと。まるで対決のように。そういう人が観客の時、「なんでしたか?」と問うと「なんだよ、手品なのに訊くのか」と不満げに文句を言ってきます。「カード当てではなく予言だから訊いてもいいんです」と説明しても。「予言できるなら尚更訊かなくてもいいはずだ」と言い返してくる人も稀にいます。 「全てのカードマジックはカード当てだ」という固定概念が少なからずあるため「訊いてから当てる」ことにストレスを訴えてくるわけです。 ESPテストデック・ベーシックスタックであれば訊かずともカードは判明します。原理はスタックとマルチプルアウトですが、フォースを使用しない、手軽でフェアな予言トリックを演じてみてください。 なお、演技ラストのブランクカード4枚は、冷静に考えると(観客目線で)『予言を成立させるにおいて、本来は必要のないもの』に見えるかもしれません。 それに気づく人はそれほど多くありませんが、問われたら「必要のなくなったものは消えてしまうんです」とでも言っておきましょう。マジシャンの遊び心であり、演出の1つだと受け止めてもらえると信じています。(ブランクカードの代わりにフェイスに太く大きくペンでバツ印を描いてもいいでしょう。 使う用具 ・Z型ジッパー付きミニヒンバーウォレット ・ESPテスト・デック(デック+DVD付) ・ESPオリジンズ(特製デックと手順で行うESP実験) ・封筒 ESPオリジンズがない場合は、バイスクル柄ESPデックとバイスクルブランクフェイスデックとの組み合わせでも可。 ウォレットを使わない場合は、予言として「赤」「青」「黒」とメモパッド上部に書いておき、カードが判別したらスワミギミックで不要な「色」を斜線で消し、シンボルを余白に書くことで可能です。 -
橋本英司さん
評価1評価2評価3評価4評価54
2016/11/03 03:55
マークドデック、ショートカード、ダブルインデックスなどのギミックカード、サイステビンスのようなシステムを使用せず、およそ不可能な状況下で複数枚のカードを当て、それ以降のプラスアルファが強烈な、大変不思議な現象です。 観客が自由に選んだカード3枚を、2枚は『観客のカード』、もう1枚のカードは『演者のためのカード』とします。 ルールとして、この計3枚を全て観客は見て覚えることが出来ます。複数枚ですので忘れそうであればメモを取ってもらっても構いません。観客が2名であれば各自1枚のみ暗記で進行できます。 演者は『演者のためのカード』1枚のみ見て知ることが許され、2枚の『観客のカード』は見ることが許されないままデックに入れられ、観客の手によってデックそのものをシャッフルされます。 『演者のためのカード』を演者は表向きでワレットに入れ、閉じます。表向きで入れたのですり替えは不可能で無意味です。 デックを裏向きでスプレッドして1人の観客に「自分のカード」を勘で抜き出してもらい、裏向きのままカードケースに入れます。 もう一人の観客にも「自分のカード」を勘で抜き出してもらい、デックを表向きにして、裏向きのまま、その一枚を差し込んでもらいます。 デックをスプレッドして表向きカードの中に2名の観客のカードが無いことを確認します。 理屈の上ではこれで観客の勘が当たったように感じますが、デックに差し込んだ裏向き1枚を見てみると外れています。(a) カードケースを開けて中のカードを観客に確認してもらいます。これは当たっていました。 演者はここで「安心してください。あなたの勘は素晴らしく、そのカード、○○○は当たっていて、ケースの中ですよ」とカードの名称を言い当ててから確認させることも可能です。 ちなみに、このカードは冒頭で覚えた順番から数えると2人目が覚えたカードです。 先程外した観客(a)に演者は「あなたのカードはここです」と言ってポケットから1枚のカードを出しますが、不思議なことにそれは『演者のためのカード』です。 『演者のためのカード』はワレットの中にあるはず。 演者も不思議そうな表情でワレットを開けて確認しますが、ワレット内は何故か空です。 (a)さんのカードが消えてしまった事になりますが、ワレット内の一度も開けていないジッパーを開けてみると、そこから(a)さんのカードが出てきます。 (a)さんのカードは、覚えた順番から数えると1人目が覚えたカードであり、消失と出現の前に、演者がカードの名称をこれも言い当てることが可能です。 使う技法・原理・システム:アンダーコントロール →【ゆうきとものカードミラクルズ・第6集 】 使うギミック:【DVD:ファッスン(ギミック付)】【Z型ジッパー付きミニヒンバーウォレット】 アンダーコントロールは大変実践的で、まさに魔法のような現象を簡単なハンドリングで成し得る素晴らしいシステムです。 使われる3枚は自由、どれを選ばれても構いません。デックはレギュラーカードのみです。ギャフカードは使いません。 アンダーコントロールの全容は伏せなければいけませんので、ここでは私が最近使っている現象を述べるにとどめました。 まだまだ不思議な現象に仕上げることも可能だと思います。ここで述べた方法はギミックを2つも使っていますので、かなり安全策です。 ワレットは事前準備が要りません。空の状態からスタートできます。そのため、ワレットを使った別の演技後、内部に何も残らなければ即この演技に移行できます。 ワレットの青地側に封筒を入れてスイッチ系に使ったり、二重封筒とダブルフェイスカード4枚による8パターンのマルチプルアウトに使う程度であれば、封筒が内部に残っていてもこの演技は可能です。この演技に青地側ポケットは使っていませんので。 -
橋本英司さん
評価1評価2評価3評価4評価54
2016/10/04 02:27
ピークワレットへ 1. 事前に、Z型ジッパー付きミニヒンバーウォレットの青地ポケットに青裏ブランクフェイスカード2枚、青裏レギュラーカードのダイヤの2を1枚、計3枚をいずれも裏向きで入れ、スリット側にはクレカなどを差し込み入れておきます。ヒンバーウォレットですから反対面があるのですが、1.では反対側の事前準備なしです。 赤裏レギュラーデックでダイヤの2をフォースします。【マスターマインド】【スベンガリ・デック】【ミラージュ・デック】などを使うとラクです。 ウォレットを開けて青裏カード3枚を取り出し、演者だけがオモテ見て「どれかな」という表情をします。 「たぶんこれです」のように自信なさげにダイヤの2を裏向きで観客に渡して確認してもらいます。 当然正解なのですが、ここで気になるのは余計に用意された2枚です。 「当たっていたのでもうこれは必要ありませんね。消してしまいましょう」と言ってブランクカード2枚を見せて終了します。 (※ ブランクカードがない場合は、ダイヤの2以外の、テキトーに選んだ青裏レギュラー3枚と四つ折り千円札を入れて同じ演技をし、「予言が外れていたらこの紙幣を賭けます」という設定にします。3枚は当然外れですが、紙幣に鉛筆で「ダイヤの2」と書いてあります。よく出来たジョーク紙幣(玩具紙幣。【ブラ―(玩具:ギャグ紙幣)】等を参照。)で行えば紙幣を記念にプレゼントできる、楽しい演出です。本物紙幣を賭けてはなりません。) 2. 現象1.と同じ事前準備をし、ウォレット反対面にも同じように仕込みます。 ただし、ウォレット反対面のブランクカードの1枚は【ギミック付き「マインドスパイ」カード(マインド・インサイトに付属)】です。 1.と同じ手順を踏み、予言の3枚を取り出すときに堂々とマインドスパイ用カードの表面を凝視することが可能で、当然ヒンバーウォレットの機能でスイッチしてギミックを処理することも出来るわけで、 これを利用すると、 カード予言をする前にワレット上で名刺裏などに書かせた情報を、演技中に知ることが出来ます。使う名刺もワレットに入れておくと自然です。 ほぼ殆どのスイッチ系ウォレットで可能なピークワレットです。中でもZ型ジッパー付きミニヒンバーウォレットが適しているかなと思っています。 現象1.だけでも充分に不思議、プラスアルファで数字やESP図形の読み取り、心のなかで決めただけのカード当て、紙幣の記番号当て、ブックテストなど、多様なメンタリズムが比較的簡単に実現でき、レパートリー入りにしています。 青裏3枚がアクシデントでウォレット内でズレて、演技中ピーク不能になることに不安がある場合は、予言カードを封筒に入れてウォレットに。 かなり固定されます。 ギミックを使わないピークワレットについても多数ありますが、マインドスパイがラクで、有用です。 -
橋本英司さん
評価1評価2評価3評価4評価54
2015/09/13 00:19
このワレットはデザインが気に入って購入しました。 薄く、軽く、片手で扱える便利なワレットです。ジッパー部も丈夫で開けやすいので、スムーズな演技が望めます。 紙幣入れに見える箇所が見当たらないので、財布と言わず、パスケースとかパケットケースと演技中に呼ぶこともあります。 これは、このヒンバーワレットを客観的に見て、財布に見えるか、定期入れに見えるか、あるいは最初からマジック用パケットケースとしてしまうか、どれが自然かと考えて選択した名称です。その時の気分次第で変えたり、相手次第で変えたりしていますが、それほど問題視していません。とっととマジックをスタートさせてしまうようにしています。 ・ヒンバーワレット デックスイッチのヒント ワレット使用のカードマジックを終えて、財布を怪しまれたと仮定します。 デックごとワレットをそそくさとポケットに入れてしまいます。カードケースはテーブル上に置いたまま。 あからさまにワレットを隠したように見えていいと思います。 演者はテーブル上の空になったカードケースに≪気づき≫、デックをカードケースにしまうためにポケットから取り出します。 これでポケットスイッチが完了しています。観客の着眼点はワレットであり、デックのすり替えではありません。堂々とやれるスイッチでした。 ワレットを怪しまれたので、「では財布を使わず演ってみます」といった感じで仕切り直ししますが、手にしているのはトリックデックやセットアップデックです。 慌ててワレットを隠したのでデックもポケットに入れてしまった、という演技力を要します。 デックスイッチの一つの形だと考えています。 ・実際に演じたヒンバーワレット演目 デックを観客に渡してよく切り混ぜてもらいます。 デックを受け取り、「4,5枚使いますので、選んでいただきたいのですが。」 5から40までの間で好きな数字を指定してもらいます。 23と言われました。 デックのトップから22枚配り置き、23枚めを指さし、「ここから4,5枚使います。」と言いながら5枚配ります。残りは除けておきます。 5枚を裏向きで混ぜ、ワレットに入れ、ジッパー部分からメモ用紙を取り出し、ワレットを閉じます。 テーブルに置いたワレットを指さし、台詞。「こうするとカードが見えませんね?」 メモに何かを書きつけ、伏せて置きます。 再びワレットを開けて5枚のカードを出します。勿論スイッチしています。 アンダーダウンディールをして最後に残ったカードがダイヤの6。 伏せてあったメモを見ると『ダイヤの6』と書いてあります。 お気づきのように、事前にワレット内に5枚のカードを仕込んでおいてスイッチしただけです。 その5枚の中央の1枚がダイヤの6であればアンダーダウンでこの結果になります。 デックの最初の状態が5枚足りなくなりますので、ジョーカー2枚を足して厚みの調整を少しして演じています。 まだ続きがあり、ここでメモとカードケースを残し、デックごとワレットをポケットにしまいます。 上記のポケットスイッチをここで行います。 リフルシャッフルしながら台詞 「財布なしでやってみましょうか。好きな数字をどうぞ。」 24と言われました。 23枚数え置いて、手元デックのトップカードを指さして台詞 「よりむずかしくするために、7,8枚使います。」 (中略) メモを開けると≪黒い8≫と書いてあります。 これはスイッチした後のデックがマークドデックになっています。 【マークドデック解説書】23頁≪53枚めのカード予言≫を、ほぼそのまま演じています。 工夫した点は、5枚じゃなければいけないところを「4,5枚使います。」のように、枚数にさほど重きを置いていないように演じることです。 「4枚でも5枚でもいいんだ。」という曖昧さを演技と台詞で、かもし出します。 原案通りに≪53枚めのカード予言≫を単体で行うと、自分で試してみようとするパズル好きの方がおられます。 ワレットを使って5枚で演じ、2度同じ現象を見せることで混乱させようとしています。 マークドデックにデックスイッチしていますから、スートも数字もズバリ当てられますが、あえて≪黒い8≫と完璧にしないことで、より混乱させ、透視の信憑性を高めています。 最初からマークドデックを使うなら、デックスイッチは省略して構いません。
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