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    スリー・ディグリーズ(観客がシャッフルして配ったカードを全て透視)のレビュー一覧

    スリー・ディグリーズ(観客がシャッフルして配ったカードを全て透視)

    解説書

    スリー・ディグリーズ(観客がシャッフルして配ったカードを全て透視)

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    • 橋本英司さん

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      4

      2016/10/17 16:47

      THREE DEGREES:学士課程を演じますが、観客がシャッフルする前に懐からメモパッドを取り出し、何かを書きつけ、伏せて置きます。 学士課程の演技は、デックを観客に混ぜられて4パケットに分けられ更に混ぜられた1組、13枚の内訳を読み取って言い当てます。 しかしここでは8~10枚程度を言い当て、残りは「どうも読み取れない」とし、先程書いたメモの中に残り数枚のカードがないかどうかを訊ねます。見事にメモ内容と観客の手に残った数枚が一致しています。 半分はマインドリーディング、半分は超感覚的知覚・第六感による予知という演技です。 13枚を言い当て続けるより間延びせず、スピーディでスッキリした感覚が期待できます。 メモには2枚ほど余計なカードも書いておくとリアルです。完璧を期すと出来過ぎ感を覚えるのであれば。 【クロスロード日本語版(選んだカードがデックから消える)】を好んで演じます。 関連商品の【クロスロード・パック】を購入すると学士課程に使うデック作成が容易で、暗記も大変ラクです。 予言にメモパッドを使うので、カード暗記は実演で言い当てる8枚程度でOKです。残り5枚はメモパッド内にカンニングペーパーを用意しておけば良いので。 レギュラーデックで演じるなら修士課程でも同様の現象が可能です。 レギュラーデックを観客にシャッフルされようが、演者には修士課程で観客の手にある13枚のうち、どのカードが必ず存在しているか、3~4枚程度であれば充分に事前推測が可能です。 それら数枚をメモして予言とすれば同じ演技になります。 修士課程でクロスカットフォースを使用する場合でも、クロスさせてからの間をおく際に突然ひらめいたようにメモをすると、タイムミスディレクションになり、一石二鳥の無駄がない演技になります。 メモパッドを使うなら、次のような奇跡も起こせます。 メモパッドを観客に渡し、任意の数字でもESP図形でも書いてもらいます。メモは四つ折りにし、観客のポケットにしまってもらいます。 デックを取り出し、上記のTHREE DEGREES手順を演じます。 観客が持っているよく混ぜられた13枚のうち、8枚をマインドリーディングし、残り5枚の予言を成立させます。 最後に次の台詞です。 「あなたのポケットには○○○と書かれたメモが見えます」 贅沢なほど強烈なメンタルマジックです。 この演技には【インフォーマー(最高感度の複転写ギミック)】もしくは【マインド・インサイト(心の中を見透す)】のギミックを使用します。(手順詳細は割愛。マインドインサイト解説DVDを参照なさってください。) マインド・インサイトではメモパッド内を観客に見られる不安もなければ、開いて見せて検める必要性もありませんので、先述したカンニングペーパーにも気づかれません。 THREE DEGREESは、観客の手によるリフルシャッフル、ヒンズーシャッフル、オーバーハンドシャッフルが為されても13枚(博士課程は13枚×4組の52枚)を当てられる素晴らしい奇術です。おすすめします。
    • 橋本英司さん

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      4

      2015/09/12 02:53

      【デックとワレットとボード・三段階の演技】 ・現象 デックをファン状にして表裏を検め、フォールスシャッフルではないまともなリフルシャッフル後にカード1枚をフリーチョイスで覚えてもらいます。 選ばれたカードはデックに戻さず、抜き出してワレットに入れます。 51枚になったデックはカードケースに入れてポケットにしまいます。 今、演者と観客両者の視界にカードはありません。 ワレットを指さし、台詞「通常はこの中にあるカードを透視して当てたりすることもあるのですが、ご覧の通り外からは何も見えませんので別の実験をしてみたいと思います。マインドリーディングといいまして、あなたの心の中にあるカードのイメージを読み取るというものです。」(A) 演者はカードの色を外してしまいます。 ポケットからクリップボードを出し、メモ用紙を挟んで何かを書きつけ、メモを四つ折りにしてテーブルに置きます。 観客に正解を訊いて、メモを広げると正解しています。 ・解説 この手品は三段階に分けて行います。 現象で述べたカードのマインドリーディングは、いわゆる次の段階へのエサ撒きです。 デックはポケットへ、選んだカードはワレットへそれぞれ入っており、カードが一枚もないテーブルを挟んで行うカード当ては、手がかりが観客の眼や表情しかないように見え、本当に読心術に感じるものです。 使うワレットはヒンバーワレット、使うボードはパーフェクト・クリア・クリップボード・ミニです。 デックはマスターマインドで、ここではフォースカードをスペードの3とします。 デック検めとリフルシャッフル、カードを選んでもらって覚えてもらうまではマスターマインドを使えば容易にスペードの3をフォース出来ます。 ワレット内にはレギュラーのスペードの3を事前に入れておき、実演では反対側を開いて観客が覚えたカードを裏向きで入れ、スイッチします。 ジャケットのポケットにはスペードの3を抜いたレギュラーデックが入っていて、のちにマスターマインドとデックスイッチします。 台詞(A)の後、色を外しますが、この時の台詞はこのようなものです。 「カードの色が見えてこないのですが、マークの形は大体わかります。このような形(ハート型を宙に描く)ですから色は赤でしょう。赤いカードですね。」 当然、NOと言われます。 「赤いカードではないのですか。ではこの形はスペードしかありません。」 そう言って、色やスートの正否を確かめることなくパーフェクト・クリア・クリップボードを出して≪スペードの3≫と書きつけますが、この時は付属の専用用紙ではなく単なる白い紙に書くようにします。この所作で、『何かをメモするときはボードを使うのが当たり前。』と見慣れさせておきます。 メモを四つ折りにしてテーブルに置き、正解を訊いて、メモを広げて当てます。無言で広げてみせるといいと思います。 結果に安堵した表情でワレットを開き、レギュラーのスペードの3を取り出して改めて答え合わせをするように満足気に眺め、ワレットをしまい、ポケットスイッチでレギュラーデックを出してスペードの3を差し入れ、フラップを閉じてこのデックをテーブルの脇へ置きます。 二段階め。 「このマインドリーディングはカードを当てるだけではありません。頭の中で決めたあらゆることを読み取ることが可能です。」 演者は観客に二桁の数字を心の中で決めさせます。 その数字をメモさせますが、ここでパーフェクト・クリア・クリップボード専用の用紙を使い、本来の使用法通りに読み取って当てます。 (私はパーフェクト・クリア・クリップボードの演技の際、ボードを受け取るタイミングが下手で苦手でした。答え合わせのために観客にメモを取らせることは意味がありますが、それをダイレクトに言い当てず、演者もメモ用紙に書いて答え合わせとするさまが私にとって日常的ではなく、ボードを受け取る、手にすることに抵抗があったものです。しかしこの手順で行けば、第一段階で演者がボードを使ってメモするのが当然のように見慣れさせていますので、その抵抗感はなくなり、スムーズな演技が可能になったと思います。) 三段階め。 演者は観客に数字を心の中で決めさせます。 傍らによけておいたデックを取り出し、軽く混ぜてBSR(【サイレント・ランニング3(SR完結編:日本語版)】参照。)を行います。(事前に用意してあったレギュラーデックはBSRのセットがなされたものです。留意点はボトムのカードです。観客に見えなければいいのですが、スイッチ前とスイッチ後で一致していたほうが矛盾がなく、望ましいです。) そしてサイレントランニング・ダイレクトマインドリーディングに移行し、心の中で決めたカードを当てます。 単なるポケットスイッチではなく、間に二桁の数字当てを挟んで時間を置いていますのでスイッチに気づきません。 また、数字を決めさせることは第二段階で、カードを使うことは第一段階で行っており、スムーズに、自然に演技が進みます。 現象で述べた色を外してしまう演者は、あえて完璧に当てないことでマインドリーディングの信憑性を高めているだけではなく、第三段階でのリーディングを有利に進めるためのエサ撒きをしています。 台詞としては、「たしか先ほど色を外しましたよね。赤いカードと言ったんでしたっけ。慎重に行きたいところですが、まだこういう形(ハート型を宙に描く)が残像のようにスクリーンに残っていて、赤いカードしかイメージキャッチ出来ません。ちょっと待ってくださいね。」のように進めれば、色に関して赤で外してやむを得ない理由があり、スートに関してハートとスペードで外してやむを得ない理由があり、心理的に有利にリーディング出来ます。何よりも第一段階、第二段階で結果を出しているだけに、一つのミスは大目に見てくれるものです。ここでは色とスートのリーディング2つで2枚まで絞り込んでいいと思います。 欠点は、 パーフェクト・クリア・クリップボードを使うのが自然になっているため、【サイレントランニング日本語版9頁】の方法が使いにくいということです。しかし、【サイレントランニング日本語版23頁】の方法が使用でき、デックが眼の前にあるだけにカード技法を使った他のアウトも充分に使えます。 ダイレクトマインドリーディングの基本手順で当然、当てられますが、イメージしたカード、もしくは決めた数字かスートのいずれかをパーフェクト・クリア・クリップボードを使って書かせれば容易にカードを当てられます。そのボードを使う慣れも観客の心にはあるはずです。(ここでパーフェクトクリアクリップボードを使うと、ある問題点が残りますが、多少は読み取りにくいでしょうけれど、ヒントが全く無いよりはずっとラクです。あまり過剰な期待はせずに使ってみるとよいと思います。) 「徐々に当てていっているということは、メモの内容を何らかの方法で盗み見たのではない。」と、パーフェクト・クリア・クリップボードを最後まで疑われることはありません。 三段階めを演じるかどうかについては、第一、第二段階の観客の様子で決めていいと思います。第二段階で終了してもいいでしょうし、レギュラーデックがそこにありますから別のカードマジックを演じても良いと思います。 「サイレントランニングは、やらない。」と決めているのであれば、【スリー・ディグリーズ(観客がシャッフルして配ったカードを全て透視)】用にセットして演じてもマインドリーディングその3という形は崩れていませんので、好きな演目を演じるのがいいと思います。インターセプトも適していますね。 第一段階ではマスターマインドを使っていますが、無論、別のフォーシングデックでも構いません。 フォースとポケットスイッチは相性がいいと考えており、レギュラーデックからトリックデックやセットアップデックへとスイッチも出来ます。(レギュラーデックで≪カードN≫を技法でフォースし、一番上に置いてポケットにしまい、マインドリーディング風の台詞で言い当てて、別のデックとスイッチしてトップカードをめくって答え合わせとする方法等。言うまでもないことですが、スイッチ後のトップには≪カードN≫をセットしておきます。この方法はおそらく多くの方がなさっていると思われ、目新しいものではありません。技法が苦手であればミラージュデックやスベンガリデックなどを使っても、それが自然であればよいと考えております。) スリーディグリーズは修士課程まででもいいので、覚えておいた方がいい優れた作品だと思っております。 「観客が混ぜたデックといえども、リフルシャッフルじゃなければNGでしょ?リフルシャッフルが出来ない相手であれば実演不可能。」と、私は思っていました。最初は。 明言しておきますが、リフルシャッフルが出来ない幼稚園児であっても、可能です。 面白いなと思ったのが、ボーナスのFait Accompli。これを覚えておくだけでも『カードマジック博士』扱いされそうな、良い内容だと思います。 手品は嫌いでもパズルは好きという方はいらっしゃるでしょう。そういう状況でFait Accompliを見せると人気者になります。セルフワーキングです。 評価の星4つはスリーディグリーズのみのものです。 お読みいただき、ありがとうございました。
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