ワンダービジネスカード(名刺カードの透視)のレビュー一覧
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橋本英司さん
評価1評価2評価3評価4評価54
2019/06/13 08:16
現象がシンプル、無駄な部分を最小限まで削ぎ落とし、クレバーな原理。良い奇術の見本のような作品です。響さんがおっしゃるように、確かに『透視で当てたカードを記念としてプレゼント』しても「当てる仕組み」はわかりません。普通の白紙と変わらぬ、精巧に出来たギミックです。 しかし「技術不要」と高を括ると実演で痛い目に遭います。優れた作品だからこそ大切に、しっかりと練習してから演じたいものです。鉛筆でもいいので、後で消せるように薄く丸印を描いて、目をつぶって鼻歌まじりでもそれを当てられるぐらいになるまで練習は必要です。ただし練習のしすぎでカードが薄汚れてしまってはマーキングと同じことになってしまいます。実践では新品を使いましょう。 厚紙といえどトランプよりも薄いため、明るい部屋で立てて持つと透けてしまいます。あらぬ疑いを持たれぬためにも、この動作は避けたほうが良いでしょう。使用するペンも響さんのおっしゃるペンがベストです。なるほどと思います。 応用手順の中にカードを消耗しない方法があります。残念ながら基本手順よりも不思議の度合いはやや落ちますが(本当のトリックがわからなくても、仮説を推測されてしまう)、コールドリーディングが得意な演者、占い好きな観客相手には最適です。 響さんのように雰囲気の有る方がパフォーマンスなさると真の透視能力・奇跡に見えますが、一般の方が何の演出もなくギミックのチカラだけで演じてしまうと確率1/5、1/6の単なる偶然、単なる寸芸にしか見えません。手品ですと言って演じるか、直感力実験として演じるか、演者の個性に委ねられます。 この作品は難しいMAGICだと思います。「あれ?当たった。なんでだろ?」のような平凡なリアクションの、言わば『ただ当てるだけ』なら簡単かもしれませんが、「これは不思議!」と驚嘆・感動させるのは本当に難しく、一朝一夕で身につくものではないと捉えていますし、それに値するはずの奇術です。 この不思議な白紙さえあればいつでも何処でもMAGIC可能でしょうが、この不思議なMAGICを本当に「いつでも何処でも」演って良いものか・・・。場所、人。アマチュアの難しさ。勉強させていただきました。 -
購入者さん
評価1評価2評価3評価4評価54
2016/08/10 16:39
古典ですが、好きなネタです。 カーバギーやテレソートワレットも使えそうですね。 リフィルもさほど高価ではないので、どんどん使えそうです。 -
忍者さん
評価1評価2評価3評価4評価55
2016/07/21 02:19
電子ギミックを使わずに同じ様な効果のマジックが行えます(知り合いのマジシャンはすっかり電子ギミックと思った様です) マニアに見せる場合はあえて電子ギミック的なマジックの間に見せると追えなくなるのでより不思議に見えるのではないでしょうか? マジシャンなら当然知っているはずのトリックでも、やり方次第で効果を発揮するよい例だと思います。 相手の書いたものまでリーディングする方法にも驚きました。 コスパも良いので、リフィルが出たらストックする予定です。
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