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    DVD:インスクリュータブル:ブルー(完璧な不思議の世界2)のレビュー一覧

    DVD:インスクリュータブル:ブルー(完璧な不思議の世界2)

    メンタル

    DVD:インスクリュータブル:ブルー(完璧な不思議の世界2)

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      2018/01/30 17:35

       LLLピークは文字通り人知れずピークするものですが、無造作に素早くバサッバサッと配っていくため(1枚ずつではなくテキトーに数枚ずつ。)、ピークし損なう恐れがある不慣れな時期であれば、デック全体では無くてもいいですのでシステムを組んで演じてみてください。  『全くカードに視線を落とすことなく2枚を言い当てる演者』に映るはずです。本当にデックの1部分だけ、サイステビンスでもOKです。LLLピークが終わった後、誰もがデックはランダムに混ざったと思っているでしょうが、そうではないところが面白いところです。  例えば、 トップから全てのスペードを数字順不同で13枚、次の13枚はテキトー、ボトム側26枚は『スペードを無視したサイステビンス』でもOK。  これでLLLピークを演じて、「混ぜた」と思われて、ストップ箇所の2枚をマインド・リーディングし、セットが崩れていない手順がある、と聞いたら、おいしすぎて色んなことが出来ますよね!  「レギュラーデックで即席」がポリシーであり、モットーでしょうが、ここに挙げた方法もLLLピーク(のハンドリング。錯覚。)を利用した、ひとつのMAGICだと思います。  なお、「カードを混ぜていくのでどこかでストップを。」という台詞よりも「カードを配っていくのでどこかでストップを。」がベストです。  パケットを重ねていくことはオーバーハンドシャッフルなどが同じことですので一種のシャッフルなのですが、混ぜているという表現より「配る・重ね落とす」の方が適切に見えます。演者の動作を見て「それで混ぜてるの?」と言われては元も子もありませんから。
    • 橋本英司さん

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      2017/05/30 18:19

      「複数人のプロが4回観てもタネがわからなかった」とされるジョセフバリー氏のLLLピーク。  当初はその言葉が信じられませんでした。複数回観たということは、2回目以降は「これからどういう不思議が起きるか」を知った上で観ることになります。  奇術の最大の武器(演者側にとって最も優位な要素)は、「観客はどういう手品なのかを事前に知らされていない」ということです。特にジョセフバリー氏の演目は全てこの要素をうまく使っています。だから私には「プロの目から見ても実践的なLLLピーク」「LLLピークを知っただけでこのDVD1枚分の価値がある」という言葉に対し疑問符でした。「現象を知って、その上で観て、トリックが追えないほどとは思えない。」と。  何故LLLピークの「ある錯覚」が起きるのか、「大胆だが問題はない」動作、これについて氏は解説を省いています。  だから怖くてなかなかLLLピークを演じることはありませんでした。少なくともこれをメインには演じませんし、レパートリーからも現在は外しています。  動作が簡単なのでDVDを観てすぐに試してみましたが。当然、成功です。この点は、やはりさすがジョセフバリー氏の演目。優れています。演ってみるものです。  ジョセフバリー氏から学んだ複数の要素は私の財産になっています。特に観客心理のオフ・ビート。これを利用すると「本来は丸見えのものが見えない」「怪しむべき点がそこにあって、怪しまない。怪しむ空気にさせない。」という現象が起きます。極めて強力。  しかし、ジョセフバリー氏のこの巧さは全てカジュアルさにあります。フレンドリーさ。  上司の前で、目上の方の前で、恩師の前で、これらのサトルティが使えるかとなると、かなり工夫が必要です。特に台詞。  最近、親しい友人知人の前ではなく、年配の(どちらかと言えば恩がある人の)方の前で奇術を演じなければならない機会が増えてしまいました。  予言MAGICでジョセフバリー氏は「予言です」と言わずに予言カードを置きます。これは観客に「構えさせない」素晴らしい巧さ。  その巧さが目上の方の前ではどうも使いにくい。何故なら問いに対し、全て答えなければいけないから。 「そのカードは何?」と。まさか無視はできません。「あとで使います」とでも言うしか無い。予言カードを置いたことを全く気づかせずにそっと置くわけにもいかない。ずっと置いてあったことになりませんから。  奇術すべての動作には必ず意味があります。 リフルフォースする際に「何故自由に引かせない?何故指で弾く?」といちいち訊かれると奇術自体が成立しません。こんな事を訊いてくる人はまずいませんが。  ジョセフバリー氏の実演映像(レッド、ブルー)の観客は皆、氏と同年代、それも親しい友人知人のようです。そのように見えます。「これは奇術教材となる映像撮影だ」と理解して空気を読んでくれるような優しい観客。(クラシックフォースで観客が触れようとしたカードを引かせず、「どれでもいいんだ」とカットして仕切り直したり、数枚送って取らせない様子は観ていて心苦しい。優しい観客だから何も言わない。お国柄というものも武器にしているのかもしれない。気難しい日本人相手ならこのクラシックフォースはおそらく通用しない。)  LLLピークの話に戻りますが「だから、そういう親しい人達の前で演じる上では、その範囲内でなら『大胆だが問題はない』のかな?」と思ってしまうと良い演技は出来ません。今日初めて会った目上の方の前でも『大胆だが問題はない』空気を作るスキル、リラックスした姿勢が求められます。  最近、とある奇抜な趣きの奇術(投稿したものとは別)で使うフォースで少々困っていました。自分が持っているフォース技法ではどれもどこかに無理があったり、手続きが長くなったり、仕事の量が多くなったり、テンポが悪くなったりするからです。  何かヒントを、と思い、久しぶりに【DVD:インスクリュータブル:ブルー】を観ていました。 そこに、私が求めているぴったりの『ハミリーフォース』があり、見直してみるものだな、と。  感謝しています。  レクチャーDVDは、あくまでもその作者にとって最もやりやすい方法を解説している参考書です。  自分にあう方法に変えちゃっていい。
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      2017/05/30 18:00

      「今日は少々変わったトランプを持ってきました。」と言って52枚全てがダイヤの4のデック(1 Way フォーシング・デック)を見せます。  表向きでスプレッドし、自由に好きな1枚、好きなダイヤ4(?)を選んでもらいます。  選ばれなかったダイヤの4たちを表向きのまま揃えて傍らに置きます。  選ばれたダイヤの4を裏返すと『あなたはダイヤの4を選ぶ』と描いてあります。これを観客に持っていてもらいます。カードケースもしくはポケットに入れておいてもらうと良いでしょう。    ジョークとして「見事予言が成立しました」とし、「では次のMAGICに行きましょう(笑)。」と言って別のデックを出します。  このデックは見た目、ごく普通のもので、全てがバラバラのカードです。少なくとも1 Wayデックではありません。  フェアに1枚を選んでもらいますが、それが何故かまたダイヤの4です。完璧な予言です。それもかなり本格的な。  この後、冒頭のジョークで演じた『選ばれなかったダイヤの4たち51枚』の裏模様を観てみると『あなたはダイヤの4を選ぶ』というメッセージはありません。(『あなたはこれを選ばない』と書いていても良い。)  正真正銘、観客が選んだ1枚(ポケット内にあるメッセージつきのダイヤの4)のみがメッセージ付きカードであり、予言されていたことになります。 ・使用デック 【1 Way フォーシング・デック】 【ポラリティ(潜在意識パワーの証明)】 ・使用技法 ハミリーフォース【インスクリュータブル:ブルー(完璧な不思議の世界2)LLLピーク解説動画参照。】(LLLピークとは異なる技法です。)  1 Wayデックでフェイスを上に向けてハミリーフォースを行い、1枚しか無いメッセージカードを選ばせています。このカードは記念にプレゼントすると良いでしょう。1枚ぐらい無くなっても次回演じる際に、この奇術であれば当然可能ですので。  ジョークが終わったと思っているところへポラリティによってオープンプレディクションを演じます。別のフォーシングデックでも構いません。  最初のジョークが単なるジャブではなく、風変わりですが本当の予言ですのでワンツーパンチの強烈なノックアウト演出になっています。  ハミリーフォースは大変効果的な技法です。しかしもしかしたら人により、ある程度の度胸が必要かもしれません。上記の演技なら気楽に演じられるでしょう。
    • 橋本英司さん

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      2015/09/28 18:16

      LLLピーク、フォー・ストップ、バリューズ、メモリー・ポーカー。 これらはDVDを見て「すぐできる!」と確信した作品です。 あとは練習しよう。でしたね。 通常のフォースという技法の概念は、条件として『演者が事前に知っている都合のいいカード』を相手に取らせるというものですので、観客の手によってシャッフルされたデックでは不可能です。セットが崩れますので。 しかしジョセフバリー氏の解説でこの考え方は崩壊しました。 私の視野は狭すぎました。バリューズという作品が私のカードマジックの幅を広げたと思います。 バリューズは「これをやっちゃっていいの?」と思うぐらい簡単です。 観ている人には魔法に見えるでしょうけれど、演じているこちらの感覚は「えらく原始的なトリックだよなー、これ。」です。 即戦力になり、フェアな現象はフォー・ストップ。 まずこれから演じてみると楽にジョセフバリーの世界に入り込めます。 実演映像を見て、どうしても解決策が浮かばなかったのがメンタル・セレクション。 1,2分で終わる短い奇跡ですが、不思議で不思議で、じっくり考えながら何度も再生しました。 現象としては『よく混ぜられたデックを観客自身が手に持って広げ、見て心の中で決めただけのカードを当てる。』というものです。これを正真正銘のレギュラーデックで行っています。キーカードもスタックも不要です。 鮮やかで、強烈な不思議を提供できるマジックですので、自分のものにしたい。その前にどうやったらこの現象が起きるかを考えました。 通常は何度も映像を見れば1つや2つの仮説は立てられるものでしたが、結局ギブアップ。 トリックを知って、「あ。そうか。この原理を使っていたのか。練習しよう。」 頭の中では理解していても、この原理をこの作品で使うとなると難しいもので、不測の事態が実演で起こりうるものです。 トランプに扱い慣れた者のデックの広げ方と、トランプに触る機会が殆ど無い一般の方のそれとでは異なりますから、そこをどうしたらいいかと。 特に左利きの人が相手の場合は厄介でした。 そこで、メンタル・セレクションを演じるつもりなく、ただ単にデックを広げてもらうということをなるべく多くの方にやってもらいました。 案の定、『デックを手に持って広げ、見て心の中で決めただけのカード1枚』を決定するまでの動作は十人十色。 さて、どうしたらいいものやら。 半ば、あきらめようかなと。 「メンタル・セレクションもジョセフバリー氏に合ったマジック。彼だから出来る。個性が違うのだから私には出来ない。」と逃げようと。 ただ、逃げるにしてももったいない現象でしたので、もう一度解説動画を見てみました。 「あ。」 気づいたことが一つ。大きな勘違いをしていました。 メンタル・セレクションをひとつの原理だけで成し得ようとすると無理が生じてきます。 氏は、原理プラス、設定を巧く使っていました。設定とはシチュエーションです。 ただ単にこの原理を使って範囲を絞って、マインドリーディングの手法で当てようとすると苦しい演技になります。私はメンタル・セレクションをずっとそういうマジックだと思っていましたから。解説はよく耳を傾けて聴くものです(笑)。実演映像は何十回も見ましたが、解説動画は1回しか見ていなかった(笑)。 【インスクリュータブル:レッド】のある演目によく似たシチュエーションを利用することで、メンタル・セレクションは案外あっさりと成功します。ひとつの原理だけでは厄介です。 ジョセフバリー氏の解説は私たちに語りかけるようなものではなく、会話形式ですので、ややもすれば言葉足らずに感じる箇所があります。例えばある作品解説で彼は「大胆なことをするが怪しまれることは無い。」と言っていますが、その裏付けとなる解説はありません。「何故、怪しまれないのか」という説明がないということです。ここで「これでは怖くてできないな」と思ってしまうとレパートリー入りは不可能になります。「何故、怪しまれないのか」は自分で考える。考えてわからなくても、動作が簡単なものであれば実演してみる。実演で「何故、怪しまれないのか」は明らかになります。
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